第12回 GCL/IIWオンライン茶話会(馬田隆明氏講演会)
2021年3月23日に第12回GCL/IIWオンライン茶話会特別版 東京大学産学協創推進本部 FoundX ディレクター 馬田隆明さまの講演会を開催しました。
東京大学GCL/IIWに所属する学生間の交流を促進するため、東京大学GCL/IIWの先生方のご協力を得てオンラインでの茶話会を企画しています。
※参加者はGCL/IIW関係者に限定しております。開催日時はメールでの案内をご確認ください。
第12回はオンライン茶話会特別版として東京大学産学協創推進本部 FoundX ディレクターの馬田隆明さまにご講演いただきました。参加者は23名でした。
馬田さまには、近著「未来を実装する」のエッセンスを凝縮したご発表と参加者とのディスカッションをしていただきました。ご参加頂いたみなさまありがとうございました。
未来を実装する
馬田隆明さま (東京大学産学協創推進本部 FoundX ディレクター)
[発表スライド]
ご講演の後のディスカッションでは、社会実装を進める際のステークホルダーのSense Makingの重要性がハイライトされ、さらに「技術的なシーズを持っている研究者が社会的インパクト・ニーズをどのようにとらえることができるか」「情報系の学生と、ニーズを持っている(主に非情報系の)学生をどうマッチングすべきか」といった質問に対して、「社会に与えるインパクトを見据えて、インパクトのレベルで合意できる人をマッチングする」など今後のGCL/IIWの活動におけるヒントを数多くいただきました。
また、終了後の参加者アンケートでは「実務経験に基づく力強い講演だった」「自分の活動について再考したい」「課題と社会のデマンドを関連づけられるよう研究を進めたい」など、ご講演と自身の研究活動を結びつけた感想が見られ、研究がメインの学生にとっても、大変刺激的なお話でした。
<参考文献>
馬田隆明 著.
未来を実装する―テクノロジーで社会を変革する4つの原則.
英治出版.
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文責:野寄修平